記事を開いてくださった方々、誠にありがとうございます。
今回は2022年10月28日に配信された「バイオハザード ヴィレッジ(バイオハザード8)」のDLC「ウィンターズ エクスパンション」を一通りプレイしたので、感想記事を書いていきます。
DLC「ウィンターズ エクスパンション」のみの価格はPS4、PS5、Steamいずれも2,000円です。
バイオハザード ヴィレッジの公式HPはこちら→バイオハザード ヴィレッジ | CAPCOM
「バイオハザード ヴィレッジ」本編の感想記事も投稿しております。
サードパーソンモード
まずはサードパーソン(TPS)モードです。
元々バイオハザード ヴィレッジはFPS(一人称視点)のゲームで、操作キャラクター自体は画面に映らず、コールオブデューティーやDOOMのように自キャラクターからの目線でゲームを進める形になっていました。
ですがこのサードパーソンモードの追加により、バイオハザードRE2やRE3のようにキャラクターを背後から映した視点でプレイできるようになりました。
ファーストパーソンとサードパーソンはタイトル画面からのオプション→カメラ設定で切り替えが可能なので、自分の好きな視点でプレイできます。
※ストーリープレイ中ではなく、タイトル画面に戻ってから切り替える必要があります。
真正面からは意地でも見えないようにしてやがるなっているので、イーサンの顔を正面から見ることは出来ませんが、横顔で目や鼻は結構見えるのでイーサンがどんな顔なのかは割とわかるようになってます。
FPS視点でも十分に面白かったのですが、TPSでプレイするとまた「バイオの新作をプレイしてる」という感覚で遊べるので非常にお得感のあるコンテンツです。
TPSモードの方が馴染みやすい方も多いかと思いますが、従来のFPSモードでは「追っかけてくるドミトレスクの威圧感」や中盤の館ステージで体験できる「バイオシリーズの中でも屈指の恐怖演出」がより一層強く味わえるので、どちらのモードもおすすめです。
元々楽しみにしていたモードでしたが、期待以上に楽しめています。
「バイオは好きなんだけどFPS視点が苦手」という理由でヴィレッジを敬遠していた方も、このTPS視点であれば違和感なく楽しめると思います。
マーセナリーズ
ゲームのルール自体はDLC以前と同じですが、イーサン以外のキャラクターが追加されました。
キャラを増やすために各ステージをクリアする必要がありますが、クリスはDLCを導入した時点で追加されます。
※マーセナリーズではTPSにはできませんでした。
僕はヴィレッジのマーセナリーズはすぐに飽きちゃってあまりプレイしていなかったのですが、一度クリスで「村ステージ」をプレイしてみたところ、イーサンとはプレイ感覚が全然違って動かすのが非常に楽しいです。
まだ他のキャラクターは出せていないのですが、もうクリスだけでもかなり面白かったです。
ヴィレッジのマーセナリーズは過去シリーズに比べてすごく飽きやすかったのですが、これなら長く楽しめそうです。
ただし根本のシステムは変わっていないため、「そもそもヴィレッジ形式のマーセナリーズ自体が好きではない」という方には合わないかもしれません。
キャラクター事に違うアクションが用意されているようで、クリスはガードが出来ない代わりに「ストレート」「フック」のアクションがあり威力が非常に高いです。
そして超気持ちいい。
そしてなんとその格闘アクションの威力を更に強化することが可能です。
DLC導入以前、イーサンで何度かプレイしても取れなかったSSSランクが、クリス2度目の出勤で取れました。
まだ村ステージですが、ストレートのみ威力を上げ、銃器の強化は一切しませんでした。
ヴィレッジ本編のボスキャラクターも使用できるみたいなのでめちゃくちゃ楽しみです。
てか50歳手前の人間が銃で撃つより殴る方がダメージでかいってどういうことなの。
Shadow of Rose
重要なネタバレは無しの感想になります。
おそらく今回のDLCの目玉コンテンツであろう「Shadow of Rose」なのですが、
めちゃくちゃ良かった。
ますますヴィレッジが好きになりました。
今作は「バイオ7」と「ヴィレッジ」の主人公であるイーサン・ウィンターズの娘、「ローズマリー・ウィンターズ」が主人公のお話になります。
ゲーム内容に関して、武器等ももちろんあるのですが「敵を倒して進める」というよりはどちらかというと「敵を避けながら進む」ことを重要視されているようなので(プレイ中にもそのようなアドバイスを受ける)難易度は少し高めです。
うまい具合に弾薬を節約して、要所要所で銃を使い敵を排除するというバランスは初期のバイオハザードシリーズに非常に近いものがあります。
そしてホラー感が強く、最初から結構後の方まで怖いです。
正直本編「ヴィレッジ」よりよっぽど怖いと思いました。
純粋にホラーゲームが好きな方にもおすすめです。
DLCなので楽しむためには「バイオハザード ヴィレッジ」本編をプレイしてることが前提となります。
すごく良かった「Shadow of Rose」なのですが、ヴィレッジ本編のラストで残った大きな謎については全く触れていないため、そこが気になる人はまだモヤモヤするかもしれません。
おそらくその謎に関しては次回作以降で解明されていくでしょう。
7とヴィレッジはバイオ0~6の続編というよりは、「イーサンを中心にしたウィンターズ家のストーリー」という形で展開されていましたが、この「Shadow of Rose」でとりあえず一旦は区切りがついたのかなと思います。
ストーリーと演出が最高でした。
しかし「Shadow of Rose」でのクリア後の引継ぎ、追加武器などは無かったのでそこが少し残念に感じます。
ヴィレッジDLC 総評
「Shadow of Rose」目的で購入したDLCだったのですが、他のコンテンツが思ったよりかなり楽しくて、これで2,000円はすごく充実しているように感じました。
特にDLC前はすぐ飽きちゃって全然プレイしなかったマーセナリーズがこんなに楽しめるようになるとは思ってなかったので、僕個人は値段以上に楽しめています。
TPSモードも、本編をまた新鮮な感覚でプレイできたのでお得感があります。
DLCとセットになった「ゴールドエディション」もリリースされているので、バイオハザード ヴィレッジをまだプレイされていない方はそちらもおすすめです。
PS4版
PS5版
バイオハザードはRE:4も発表されているので、ますます今後の展開が楽しみです。
シリーズを未プレイの方も是非バイオハザードシリーズに触れてみてほしいなと思います。
バイオハザードに関しては他の記事もありますのでよろしければ覗いてみてください。
以上「バイオ8DLC評価 感想~Shadow of Rose、TPSモード、新マーセナリーズ」でした。
最後まで読んでくださった方々、誠にありがとうございました。