記事を開いてくださった方々、誠にありがとうございます。
今回は2023年2月に発売となりました「ホグワーツ・レガシー」をプレイしましたので僕個人が感じた感想を書いていきます。
ネタバレ無しです。
というか探索ばっかりしていてまだストーリーをクリアできていません。
クリア後に記事にしようかと思ったのですが、かなり時間がかかりそうだったのでクリア前の感想となります。
クリア後の記事は実際にクリアした後に書こうかどうか考えようと思います。
また僕はハリーポッターの映画自体は「賢者の石」~「アズカバンの囚人」までしか見たことが無く、そこまで熱烈なファンというわけではないのですが、映画の知識がそこまでなくても楽しめるのかどうかといった感想も書いていきます。
ホグワーツ・レガシーの公式HPはこちら→ホグワーツ・レガシー – ホーム (hogwartslegacy.com)
※ホグワーツ内にある仕掛け扉の解き方を記事にしました。
目次
「ホグワーツ・レガシー」ってどんなゲーム?
映画「ハリーポッターシリーズ」と世界観を共有したオープンワールド型アクションRPGとなっております。
時系列は映画第一作目「ハリーポッターと賢者の石」から約100年ほど前のお話だそうですね。
主人公は固定ではなくキャラクタークリエイトで作成するタイプのゲームで、性別や見た目を自分で決めることが出来ます。
2023年2月10日に通称版がプレイステーション 5、Xbox Series X|S、PC版にてリリースされました。(デラックスエディションは2月7日に先行配信されています。)
PS4やswitch版の発売も予定されており、PS4版の発売日が2023年4月4日予定、switch版が2023年7月25日予定となっております。
別の記事で「PS4版とPS5版のソフトの違い」を紹介しておりますので、よろしければそちらも覗いてみて下さい。
率直な感想:面白い?つまらない?
面白い
超面白い
PS5が店頭に並ぶようになって普通に購入できるようになったのでPS5を新たに購入する方が増えてきていると思いますが、
PS5でなんのソフトをやろうか迷っているなら間違いなくおススメしたい一本です。
相当な時間泥棒です。
プレイ前は正直「ファン向けのゲーム」というイメージで、そこまで大きな期待は無かったのですが、想像を絶する作りこみと面白さに度肝を抜かれました。
では「ハリーポッターを知らなくても楽しめるのか?」「どんなところが面白いか?」を書いていきます。
唯一の失敗は自分が月末に資格試験を控えているときに買っちゃったことよね。
寝なくても疲れない魔法とか使えるようになりたいですよ。
ちなみにコンビニで売ってる眠〇打破等のドリンクは、昔眠くて具合悪いときに飲んだら盛大にOweeeGevoooしちゃったことがあるのでそれ以来飲んだことがありません。
映画を見なくても楽しめる?
映画より100年ほど前のお話しということもあり、決して「映画を知らない人は置いてきぼり」というわけではないです。
ひとつの「オープンワールドアクションRPG」として見ても楽しい要素が非常に豊富になので、
・ドラゴンや魔法が出てくる正統派ファンタジーな世界観が好き
・オープンワールドの世界を探索するゲームが好き
・謎解きや仕掛け解きが好き
・コレクション要素がたくさんあるゲームが好き
という方は問題なく楽しめるとは思います。
しかし
僕個人はこう思います
映画は見といた方が得
映画を知っていた方がより一層このゲームを楽しめるのは間違いないです。
映画に出てきたキャラクターもわずかではありますがゲームに登場しますし、何よりホグワーツ内の作りこみが尋常ではないので
映画とゲーム共通の舞台である「ホグワーツ」を歩いているときの感動が全っ然違います。
「賢者の石」~「アズカバンの囚人」までの3作だけでも全然違います。
お近くにゲオやTSUTAYAがある方はせめて「賢者の石」だけでも見てみるとより一層ホグワーツ・レガシーの世界を旅するのが楽しくなるはずです。
知らなくても楽しめるとは思いますが、僕個人としては特に「アズカバンの囚人」までをおすすめしたいです。
ゲームどうこう以前にハリーポッターの映画ってめちゃくちゃ面白いんですよ。
なんならゲームの後に映画を見ても良いくらい
逆にゲームの後に映画を見て「あ!ここゲームで出てきた場所だ!」と感動すると思います。
僕は映画を見たら印象的な場所をゲームで探したくなるし、ゲームしてたら「この設定映画でもあるのかな?」とかが気になって映画見たくなるという感じになってます。
全く良く出来てるもんだよ。本当に。
ハリーポッターは結構前の映画なので一つの動画配信サービスで全作品視聴出来るとこもあります。
僕はU-NEXTで見直しました。
月額2189円で26万本以上の作品が見放題で
・毎月1200ポイント(1ポイントは1円分)付与
・31日間無料トライアルあり
となっております。
ハリーポッターは見放題には含まれていませんでしたが、1作品約200円で市長が可能で、31日間無料トライアルに申し込むと初回は600ポイント付与されます。
実際に料金が発生するのは契約から32日目以降なので、それ以降も利用される方はそのまま利用しても良いですし、解約したい方は無料トライアル中の解約であれば料金は発生しません。
なので無料トライアルサービスを利用すれば「31日目までは無料」→「600ポイント付与」→「ハリーポッター3作品分が実質無料で視聴可能」となります。
たくさんの作品が視聴できますし、「魔法少女まどか☆マギカ」や「コードギアスシリーズ」「ドラゴンボール(無印、Z、GT、超)」など人気アニメが見放題に含まれているので、ハリーポッター以外の利用にも非常におすすめです。
期間中であれば見放題の作品は料金が一切かからないのでおすすめです。
尚、紳士な方には大変うれしい素晴らしいサービスもあります。
フレームレートやロード時間はどう?
今作も他のゲームのように画質優先の「画質重視」とフレームレート優先の「パフォーマンス重視」を選ぶことが出来ます。
僕はPS5の「パフォーマンス重視」でプレイしていますが、処理落ちなどは全くなく、常時60fpsで動作しています。
このクオリティでこの安定感はすごいですよ。
ロード時間に関しては、PS5でプレイしたゲームの中では若干長めに感じました。
しかしあくまでも「PS5のゲームの中では」ということなのでそこまで長いわけではありません。
ファストトラベルで大体5秒か6秒くらいです。
どんなとこが面白いと思った?
ホグワーツの作りこみが凄まじい
とにかくホグワーツの作りこみがとんでもないです。
これ、見てくださいこれ。
外観
寮を決めたり、食事をしていた大広間
部屋
ここは多分ハーマイオニーがロンに「レヴィオーサの発音が違う!」と言っていた呪文学の教室
スネイプ先生の授業を受けた魔法薬学の教室
映画「秘密の部屋」にてギルデロイ・ロックハートがピクシィをぶちまけた教室
ネタバレというか探索の楽しみを減らしてしまう可能性があるので今回の記事では載せませんが、上の画像以外にももちろん映画で登場した場所や仕掛け等がほぼそのまま登場するものもたくさんあります。
それ次から次へと出てくるもんで映画を知ってると興奮しっぱなしです。
時代離れているので机の配置や細部に違いはありますが、映画に登場した場所もしっかり存在します。
映画で馴染の場所はもちろんのこと、動く絵画もあり、ゴーストも徘徊しています。
寮を決める時の帽子の演出もしっかりと再現されていたり、教室で薬や魔法の授業を受けたりと、正にハリーポッターの世界にそのまま飛び込んで学校生活を送っているかのような感覚です。
映画が好きな方にとっては、これ以上ないくらい最高な体験が出来ると思います。
本作はオープンワールドということで、ホグワーツは全体マップで見るとほんの一部なのですが、ホグワーツ内でのクエストも豊富なので
正直ホグワーツ内だけでもゲーム一本分相当に楽しめるくらい充実したつくりになってます。
このホグワーツに感動できるかどうかが特に「映画を知っているか否か」で大分変ってくるところなのかなと感じました。
製作者の方の本気を痛感します。
相当な作品愛と熱意が無ければここまで素晴らしいものは作れないでしょう。
ホグワーツ外の広いマップを冒険できる
上にも書いた通りホグワーツ内だけでも相当な気合の入りようなのですが、このゲームは更にワールドマップにも力が入っており、オープンワールドの広大なマップを冒険できます。
「ホグワーツだけでもこんだけ面白いのにこれで外に出たらどうなるんだろう!」というワクワクが止まりませんでした。
初めてFF7をプレイした時のミッドガルからワールドマップに出たときの感動を思い出します。
そしてその想いが的中し、面白すぎる探索によってワクワクが止まらないおかげでメインクエストの進行が止まるという事態に陥っております。
ロケーションも文句なし、動物や人間もしっかり存在し、サブクエストやコレクション要素も豊富なので探索がとにかく楽しいので、1本のオープンワールドアクションRPGとして見てもその醍醐味を存分に味わえるかなり面白い作品だと思います。
ここは「映画を知らなくても十分に楽しめる」理由になっているように感じます。
もちろんホグワーツ外でも、映画ファンには嬉しい場所が登場したりします。
「賢者の石」でハリーが杖を購入したお店も登場していました。
マップの規模や現在自分がプレイしたクエストの進行度を考慮すると、かなり長時間(100時間で足りるか?)遊べるのではないかと思います。
扉のある建物は大体中に入れる
このゲームでビックリしたのが「扉のある建物はほぼ中に入れた」ことです。
他のゲームでもただのオブジェクトとして建物が配置されているということはよくあり、別に不思議ではないのですが、このゲームは扉がついてる建物はほぼ中に入れました。
そして中に入るともちろんアイテムが配置されていたり「人はいないのに誰かが喋ってる」なんて細かく作りこまれており、ハリボテと呼べるような建物があまりありません。
「ここも入れるの!?」と大変驚きました。
こんな感じなのであちこち歩き回ってるだけでもいろんな発見時間が楽しくて、時間が面白いように溶けていきます。
目的地までのガイドがすごく親切で迷わない
目的地までの案内がめちゃくちゃわかりやすいです。
クエスト等で目的地を指定した際に、十字キーの上を押すことで金色の光が目的地まで案内してくれます。
目的地までの道のりはミニマップにもかなりわかりやすく表示されるので、道に迷うことは全くありませんでした。
オープンワールドゲームなのでマップも広く、特にホグワーツ内は結構構造が複雑なため、非常に心強いです。
このようにクエストを設定すればそこまでのガイドが大変親切であるため、オープンワールドが初めての方に起きがちな「どこへ行けばよいかわからない」「何をすればよいかわからない」という事態にはなりにくいと思います。
クエストの中には「場所を探すこと自体が目的」なものもあり、そういった場合はガイドが出ない場合もあります。
いろんな特性の魔法を使った戦闘、探索、謎解きが面白い
今作はハリーポッターの世界観ということで、魔法を主体とした戦闘や探索、様々な謎解きを楽しむことが出来ます。
魔法は授業のクエストを受けたりなどで新しいものを取得していきます。
戦闘に関して思ったのは、まず思いのほかキャラクターが機敏に動きます。
攻撃手段は全て魔法となるのですが、「引き寄せる」「浮かせる」などハリーポッターらしい魔法や、ゲージが溜まると使用できる強力な魔法を駆使して行う戦闘は歯ごたえもあって非常に面白いです。
動画では初歩的な動きや魔法しか使用していませんが、ある程度進めると魔法だけでなくスキル強化も出来るようになり、より楽しい戦闘になっていきます。
僕はノーマルな難易度でプレイしていますが、このゲームの戦闘はボタン連打で終わるタイプの戦闘ではなく、適切な行動をしないとあっさりやられます。
なのでそんなに単調にはならずに今のところは飽きずに楽しめています。
そして魔法を使うのは戦闘だけでなく、探索や謎解きにもたっぷりと使用します。
僕がこのゲームで一番楽しんでいるのはこの探索や謎解きです。
魔法の種類も「戦闘&謎解き兼用」「探索用」「攻撃特化」など種類が非常に豊富です。
ホグワーツやワールドマップには魔法を使用して攻略する謎解きや、入手できるアイテム、資料が山ほどあり、それを探して歩くのが非常に楽しいです。
それが面白すぎてメインクエストが全然進みません。
気になった点
キャラクターメイクの幅が狭い
今作はキャラクターメイクが可能なゲームではあるのですが、設定できる項目が少なく、「目」「鼻」「口」などといった細かい調整は出来ません。
なので非常に個性は出しづらいかなと思います。
僕は男性キャラを作成して始めました。
男性は結構男前に作れます。
一応女性キャラも作ってみたんですよ。
キャラメイクが好きでよく記事を投稿してるキャラメイカーとしてはやっぱりチャレンジしなきゃと思って。
で作ったキャラがこちら
いや、あの、ほら
パッと見ね、本当にパッと見でちょっと甘めに見たら多部ちゃんとか柴咲コウみたいな美人に見えなくもないからさ。
こんな感じで「仁王2」や「モンハン」タイプのかわいい系キャラクターの作成はかなり高難度です。
自由に育成出来るまでが長め
初見のプレイではホグワーツの作りこみや物語への引き込みなどであまり気にならないかもしれませんが、チュートリアルにあたるパートが長めで、自由に探索できるまでに結構時間がかかります。
その後、スキル強化の開放や装備の所持枠を増やすための謎解きが可能になっていくのですが、そこに行きつくまでにそれなりに時間がかかります。
なのでそれまでにゲームの楽しさを感じられなかった場合は飽きてしまう方もいるかもしれません。
しかしそこを超えたらまた更に面白くなっていきます。
フォトモードが欲しい
ハリーポッターの世界観を舞台にしているだけあってロケーションは文句なしに美しく、特に何度も言うようにホグワーツの作りこみは凄まじく、圧巻の一言です。
なのですが、2023年2月時点でのこのゲームにはフォトモードが実装されておりません。
このゲームこそフォトモードが必要だろう!?
このロケーションをフォトモードでパシャパシャできないのは本当にもったいないです。
今後アップデートで実装される可能性もあるので期待して待ちたいと思います。
まとめ
いやぁ面白い
めちゃくちゃ面白い
PS5で面白いソフトを探しているならば是非ともおすすめしたいゲームです。
ただ剣や槍などの近接武器やガチガチの西洋鎧などを装備して戦うタイプのゲームではないため、そっちの系統のファンタジーを求めている方にとってはあまり好みが合わないかもしれません。
映画を知らなくても1本のゲームとしての完成度は非常に高く、作りが丁寧で親切な要素が多いので、オープンワールドが初めてな方でもかなりプレイしやすいソフトだと感じました。
「賢者の石」だけでも見てみるとより一層楽しめるのではないかと思います。
もちろん元々ハリーポッターが好きな方には間違いなくおススメです。
話題作が多数控えているPS5ですが、こちらの「ホグワーツ・レガシー」も手に取ってプレイしてみてはいかがでしょうか?
以上「【PS5】ホグワーツ・レガシー 感想、評価~面白い?映画は見なくても楽しめる?」でした。
最後まで読んでくださった方々、誠にありがとうございました。