記事を開いてくださった方々、誠にありがとうございます。
今回はPS4、PS5などでリリースされました「クライシスコア ファイナルファンタジーⅦ(以下CCFF7) リユニオン」をプレイしましたので、良かった点や気になった点を書いていきます。
元々PSP(プレイステーションポータブル)でリリースされた「CCFF7」ですが、「リユニオン」としてPS5やPS4版になったことでどんな変更点や追加要素があるのかが気になっていたので、自分の体験したこともお伝えしたいなと思います。
今回僕がプレイしたのはPS5版です。
なのでPS4やニンテンドーswitchのフレームレート等の違いは公式サイトに掲載されておりますので、購入前にそちらを確認しておきましょう。
公式サイトのハード別フレームレートの確認ページはこちら ※クリックでページに移動→[11/21追記]各プラットフォームの解像度とフレームレート(FPS)について | NEWS | CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- REUNION | SQUARE ENIX (square-enix.com)
目次
まずリマスターされたということが嬉しい
まず始めにこれを書いておきたいです。
CCFF7は2007年にPSP専用ソフトとしてリリースされた、「ファイナルファンタジーⅦ」の前日談を描いたアクションRPGです。
僕はファイナルファンタジーシリーズのファンだったので、当時このソフトのためにPSP本体を購入しました。
PSPをテレビに出力できるようにするケーブルも当時あったんですけど、どうしても大画面でやりたくてそのケーブルもこれのために買いました。
PSPソフト、又スクウェア・エニックスのソフトの中でも屈指の名作であり、人気も非常に高かった本作は、今までDL版の販売も無く、プレイするためにはPSP本体とCCFF7のUMDソフトがないとプレイできませんでした。
それが次世代機で綺麗に、しかもプレイしやすくなって帰ってくるなんて感無量です。
PSP版からの変更点って何?追加要素はある?
大まかな変更点は公式HPのこちらのページに書いてあります。→ABOUT | CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- REUNION | SQUARE ENIX (square-enix.com)
変更点は主に
・グラフィックの作り直し
・UIを見やすいように改良
・スキップ機能の追加
・キャラクターやカメラの操作性の向上
・BGMのアレンジ
・ボイスが無かった部分にボイスを追加
だそうです。
実際にプレイしてみて、据え置き気に合わせて様々な調整が加えられているように感じました。
とはいっても正直PSPの頃の記憶がすごく曖昧なので、当時と比較してどうこうは僕自身はあまりお答えできませんのでお許しください。
比較はできませんが、不便に感じることは全く無く、かなりプレイしやすかったです。
グラフィックに関してはPSPの面影が無いくらい綺麗になってました。
というかグラフィックは完全にリメイクです。
良かった点
リマスターというよりほぼリメイク
下にいくつか書きますが、リマスターというよりはほぼリメイクと言って良いほど作り直されています。
変化の例としてはPS3→PS4の「ニーアレプリカント」や、ちょっと大げさに言うとPS3→PS5の「デモンズソウル」に近い感覚です。
さすがに「PS5デモンズ」のような新規アイテムなどの追加は無さそうかな?と思いますが、オリジナルのCCFF7が好きだった方も、FF7リメイクでFF7を知ったという新規の方も楽しめる作品になっていると感じました。
基本的な部分はそのままで、現代でも極力違和感が無いように大幅な調整が加えられています。
グラフィックがめちゃくちゃ綺麗になった
もうPSPの時とは別物です。
本当に全部作り直してるというのがわかります。
特に服や建造物の質感などは次世代機の最新ゲームに匹敵するほどの美しさです。
床にもしっかりオブジェクトや光が鏡のように映っています。
PSPとの比較画像が公式HPに載っているのでそちらを見てみると変化が良くわかると思います。
何ならムービーよりも普通にプレイしてる時の方が奇麗なんじゃないかと思うほどです。
ムービー
プレイ中
キャラクターのモデリングは「FF7リメイク」に合わせてる感じでした。
エアリスなどは結構わかりやすいかな?と思います。
クライシスコアのセフィロスはめちゃくちゃカッコいいですよ。
まだ常識人だった頃なんで。
スキップ機能やコントローラーでの操作がすごく快適
もとは2007年にリリースされたゲームなのですが、スキップ機能や操作性の向上により、操作に関しては全く古さを感じずに快適なプレイが出来ました。
据え置き機のゲームとなったことでコントローラーでの操作になり、かなりプレイしやすくなりました。
オプションでボタン配置も自由に変更できるので、自分のやりやすいようにカスタマイズできます。
そしてスキップ機能があることでムービーやイベントをスキップ出来ます。
ムービー、イベントに当たる部分はおそらく全てスキップできるようになっていると思うので、周回プレイもはかどります。
僕が「当時スキップ機能があったかどうかをもう覚えていなかった」ということは正直にここに書いておきます。
当時の良さはそのまま
元のCCFF7がすごく面白いゲームだったので、当時の面白さはそのままにプレイしやすい環境を整えている作品でした。
バトルなんかはめちゃくちゃやりやすく、見やすくなっているので、最新ゲームに慣れている方でも違和感なく楽しめると思います。
バトルはこんな感じです。
ダメージ表記やフォントなど、全体のビジュアルは「FF7リメイク」に合わせて変更されているように感じました。
ストーリーは全く同じなので、オリジナルが好きだった方も安心して楽しめます。
このゲームはストーリーが良く、特にエンディングの演出はゲーム史に残ると言っても良いほど素晴らしいものなので、FF7リメイクでFF7を知った方にも是非プレイしていただきたいです。
当時「エンディングで感極まって泣いた」というFF7ファンの方はたくさんいるのではないでしょうか?
僕はPSP版でも泣いてこの「リユニオン」でも泣きました。
泣くでしょあれは。
気になった点
所々のキャラの動きは少しぎこちない
モデリングは作り直されていますが、モーションは結構そのままだったりするので、最新のゲームに比べたらやはり多少は「ゲーム的なぎこちなさのある人物の動き」に見えてしまう時があります。
当時のグラフィックであれば特に気にならなかった部分ですが、一新されて本物の人間に近くなったグラフィックでは多少の違和感を感じることもありました。
ただ、ゲームに支障が出るものではありませんのでご安心ください。
元のゲームの性質上、ストーリーを長く楽しみたい方には向かない
CCFF7はサブクエストでのアイテム収集やキャラクターの強化、裏ボス討伐などのボリュームはたっぷりなのですが、メインストーリーだけを追っていると10時間かからないくらいでクリアできてしまいます。
シナリオ自体はすごく良いのですが、「メインストーリーを出来るだけ長く楽しめるゲームがしたい」という方には向かないかもしれません。
サブミッションの数は多いが単調
グラフィックやボイス追加、操作性などはかなり手を加えられている本作ですが、それ以外のゲーム内容はPSP版と全く一緒です。
セーブポイントでミッションが受注できるのですが、要はアイテム入手や装備枠増加などの「キャラクターを強くするためのバトル」といった形です。
数は多く、キャラクターが強くなっていく楽しさはすごくありますし、本編よりも強力な敵と戦えるためやりごたえもあるのですが、結局やることはバトルなので作業感を強く感じてしまう方もいると思います。
ここはちょっと「昔の携帯機のゲームっぽいな」と古さを感じる部分ですね。
まとめ
当時のゲームとしての面白さはそのままに、プレイしやすい調整やグラフィックの一新など、原作ファンでも新規のプレイヤーでも非常に楽しめるような作品になっていました。
ただメインストーリーが短いゲームであるため、サブクエなどをあまりやらずメインストーリーだけ楽しみたいという方には値段が高いと感じるかもしれません。
FF7リメイクのパート2である「FF7 リバース」も発表されているため「FF7の物語が始まる前はどんな出来事があったのか?」が気になる方には是非プレイしていただきたいなと思います。
僕のブログでは他にこんな記事も投稿しておりますのでよろしかったら覗いてみてください。
以上「CC(クライシスコア)FF7リユニオン 感想、評価:面白い点や気になった点」でした。
最後まで読んでくださった方々、誠にありがとうございました。
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