記事を開いてくださった方々、誠にありがとうございます。
先日SIE公式から「年末年始にかけて、日本へのPS5供給が大幅に増加される」とのコメントがあったそうです。※当記事を投稿したのは2022年12月
ネットでも「ヨドバシに在庫がある」といった声や「店に寄ったら普通に買えた」という声もあり、以前と比べたら購入のハードルはだいぶ下がってきたように感じます。
2023年以降、店頭でも一般販売されるようになり、予算があればいつでも購入できる状況になっています。
2023年4月以降、Amazonでも招待無しで通常通り購入できるようになりました。
※追記 2023年7月にAmazonを見たところ、通常版は招待なしで購入可能ですが、デジタル版はまた「招待のみ」となっていました。
PS5 通常版 ※こちらはディスク版もプレイできるモデルです。
PS5 デジタルエディション ※こちらはダウンロード版のみプレイできるモデルです。
そこで今回は「PS4ソフトをPS5でプレイした場合の恩恵」「同じタイトルのPS4版とPS5版の違い」を紹介いたします。
プレイステーション5の公式HPはこちら→PlayStation®5 | Play Has No Limits | PlayStation
尚、少しややこしいのですが
「PS4ソフトをPS5でプレイした場合の恩恵」は「PS4用のソフトをPS5のマシンスペックでプレイした場合の恩恵」の事で
「アップグレードしたら何が変わるのか」は「PS5用へのアップグレードが可能なPS4用ソフトをPS5用にアップグレードした場合、どのような変化があるのか」所謂「同じソフトのPS4版とPS5版の違い」といった内容です。
目次
ソフトによって恩恵の大小がある。
マシンスペックはPS4と比較してPS5の方が非常に高いのですが「PS4ソフトをPS5でプレイするにあたって、すべてのソフトに劇的な変化があるというわけではない」です。
ソフトによってはPS5でプレイしてみてもPS4でプレイした時との違いがほとんどないソフトもあります。
ですので本記事で紹介する「PS4ソフトをPS5でプレイした場合の恩恵内容」が全てのPS4ソフトに当てはまるわけではないということはご了承ください。
少しではありますが、自分でプレイして確認できた範囲で恩恵があったソフトと、あまり恩恵を感じなかったソフトを紹介いたします。
PS4用ソフトをPS5でプレイした場合の恩恵
フレームレートの向上
特にフレームレートは一番わかりやすい恩恵だと思います。
ソフトのフレームレート上限が30fpsに固定されているものでなければ、常時安定して60fpsで快適にプレイできます。
実際にプレイしたソフトでフレームレートが向上したソフト
- ダークソウル3
- ホライゾン:ゼロドーン
- モンスターハンターワールド:アイスボーン
- SEKIRO
- DAYS GONE
- バイオハザードRE:2
- アサシンクリード オリジンズ&オデッセイ
- ファイナルファンタジー15
などがありました。
こちらはPS5でプレイしたダークソウル3の動画です。
モンハンもすごくヌルヌルと動くようになって、あんまりにも気持ちよく動くもんでまた最初からプレイしてます。
一方、フレームレートが30fpsのままだったソフトは
- ブラッドボーン
- ウィッチャー3 GOTYエディション(2022年12月14日以降にPS5版へのアップグレードに対応)
- レッド・デッド・リデンプション2
- バイオハザード HDリマスター&0HDリマスター
- ファイナルファンタジー12 THE ZODIAC AGE
などがありました。
フレームレートが上がらなかったソフトに関しては、元々上限が30fpsに設定されているためだと思います。
ロード時間は早くなるのか?
こちらも恩恵として期待される方もいらっしゃるかと思います。
正直な感想を言っちゃうとそんなに変わったようには思いませんでした。
早くなってることはなってると思うんですけど、そこまで大きな違いは感じられませんでした。
もしかして俺がおかしいのか?
僕はPS4で外付けのSSDを使用していたのですが、ロード時間に関してはPS4でSSDを使用していたかどうかで体感できるかどうかが変わってくるのかも??
SSDを使用していなかった方には大きな変化を感じることが出来るかもしれないですね。
ただ、後の項目でも書きますがPS5用ソフトに関してはアップグレードしたものを含め、めちゃくちゃ早いです。
ということでマシンスペックの恩恵をしっかり実感できたのは主に「フレームレートの向上」くらいでした。
同じタイトルのPS4版とPS5版の違い(アップグレードによる変化)
PS5のマシンスペックに合わせて最適化される。
基本的にはゲーム内容はそのままですが、PS4版をそのままPS5でプレイするときよりも、PS5用として性能に合わせてアップグレードされているため、より効果を実感できると思います。
そしてPS5用コントローラー「デュアルセンス」の機能に対応します。
このデュアルセンスがものすごいんですよ。
コントローラーの項目でお話しします。
画質の向上
使用しているモニターにもよりますけどフレームレートの向上に加え、PS4版よりも高い解像度でプレイできるようになります。
あとはゲームによっては「レイ トレーシング(ray tracing)」という光の屈折や反射がしっかりと表現される機能に対応しているソフトが多く、より現実に近いグラフィックでゲームをプレイすることが出来ます。
僕はあんまりグラフィックの事詳しくはなくて、レイ トレーシングの事もこの記事のために調べたくらいの無知なんですけれども、そんな僕のような素人目線でもパッと見た感じキレイになっているのがわかります。
それに伴い、グラフィック設定の項目がPS4版より増えていたりしました。
ロードがすごく早い。
PS4ソフトをPS5でプレイした場合はそこまで早くなったようには感じませんでしたが、
同じソフトでもPS5版にアップグレードしてプレイしたら全然違いました。
画面が暗転して鼻毛抜こうとしたらロード終わってます。
PS5版は本当にロードが「一瞬で終わる」と言っても過言ではないです。
実際にPS4でロードが長い「バイオハザード7」で比較してみましょう。
どちらも「PS5を使用してPS4版とPS5版を比較した」結果です。
まずはPS4版から
PS4版は約35秒です。
続いてアップグレードしたPS5版です。
PS5版はほんの2~3秒ほどなのでPS4版と比較してロード時間がほぼカットされました。
このようにロードでストレスを感じることは全くありません。
新感覚のコントローラー「デュアルセンス」による未知の体験
このコントローラーほんっとにすごいんですよ。
今までの家庭用ゲーム機では味わえなかった感覚です。
このPS5用コントローラー「デュアルセンス」のすごさを多くの方に伝えたいんですけど、文章でなんて説明したらいいのかわからなくて。
「遊園地のアトラクションを手で握ってる」みたいな感じです。
絶対伝わらないですよね?
上手く説明できるか自信はありませんが、デュアルセンスがどんな感覚なのかを書いていきます。
このデュアルセンスで特に特徴的なのは「アダプティブトリガー」「ハプティックフィードバック」という2つの機能です。
公式サイト→DualSense ワイヤレスコントローラー | PS5のための革新的なコントローラー | PlayStationから抜粋すると
・アダプティブトリガー
「ゲーム内のアイテムやその状況に応じて、さまざまな強さや張力を体感。弓の弦をギリギリと引き絞ったり、ハイスピードで走る車にブレーキをかけたりと、画面上で展開されるアクションを実感できます。」
・ハプティックフィードバック
「従来の振動モーターに代わり、新たに採用されたデュアルアクチュエーターで、より体感的なフィードバックを実現。ゲーム内の状況に応じて変化する振動により、プレイヤーを取り巻く環境の質感から多彩な武器の反動まで、さまざまな感覚をその手の中で体感できます。」
という説明があります。
「BIO HAZARD VILLAGE」をプレイした時なんかにこの機能のすごさを強く実感しました。
バイオハザードは銃を使って敵を倒すゲームなわけですが、ゲーム内で銃のトリガーを引くときにR2ボタンが重くなり、発砲の瞬間に「バチン!」という強い振動が手に伝わってきて、実際に銃を発砲するときに近い感覚をゲームのコントローラーで体験できます。
もちろん本物の銃を撃った時より刺激は抑えられていると思いますが、かなり重量感も衝撃もあります。
アサルトライフルのような連射型の武器は「ダダダダダダン!!」って感じで本当に銃を乱射しているような衝撃が来るのでこれがまぁめちゃくちゃうるせぇ手が少ししびれそうになるくらいです。
他、感激したのは「デモンズソウル」のリメイク版をプレイした時です。
デモンズソウルは主に金属で出来た剣や槍などを使うんですけど、剣が何かにあたって弾かれるときなんかに「ガィン!」という重みが手に伝わってくるのと同時に、コントローラーから金属音みたいな音が鳴るんですよ。
それもスピーカーからではなくて「コントローラーの振動が金属音のように聞こえる」という感覚でした。
とにかくどのゲームをしていても振動の強弱やR2、L2ボタンの感覚がゲームのコントローラーとは思えないほど凄まじい表現力です。
このコントローラーの体験が加わるだけでもPS5版にアップグレードしたり、マルチタイトルであればPS5版を選択する価値は十二分にあると個人的には思います。
ゲーム販売店などでPS5の試遊が出来る機会があれば、ぜひこの「デュアルセンス」を実際に自分の手で体験してみてほしいです。
まとめ
「PS4ソフトをPS5でプレイした場合の恩恵」としては、フレームレートの向上が最も大きいのではないかと思います。
ロード時間に関しては僕自身はあまり強い恩恵を感じませんでした。
「同じタイトルのPS4版とPS5版の違い(アップグレードによる変化)」については違いが大きいと感じます。
同じタイトルのPS4版とPS5版ってPS5版の方が若干値段が高いソフトもあるんですけど、より良い体験を味わいたいのであれば、やはりPS5版を選んだほうがそのゲームをもっと楽しめるのではないかと思います。
徐々に品薄も解消されつつあるようなので、本当に欲しい方のもとに届いてほしいですね。
以上、~「PS4ソフトをPS5でプレイした場合の恩恵」「同じタイトルのPS4版とPS5版の違い」紹介~でした。
新しい記事もどんどん投稿していきますのでよろしければ覗いてみて下さい。
最後まで読んでくださった方々、誠にありがとうございました。