記事を開いてくださった方々、誠にありがとうございます。
今回は2022年8月にリリースされたアクションRPG「THYMESIA」をプレイしてみたので良かった点や残念だった点を書いていきます。
THYMESIAの公式サイトはこちら→Thymesia | Souls-like ARPG
目次
THYMESIAってどんなゲーム?
THYMESIAの読み方は「ティメジア」だそうです。
思いっきり公式サイトのURLに「Souls‐like」って書いちゃってますけど、THYMESIAはその通り「ソウルライク」と呼ばれるような高難度のアクションRPGとなっています。
「THYMESIAはどんなゲーム?」をプレイして感じたとおりに簡単に説明すると
- 雰囲気はブラッドボーンをマイルドにした感じ
- 育成や戦闘はsekiroっぽい
- 戦闘スピードはかなり早く、「仁王」シリーズに近い
- RPG要素は少なめでアクションゲーム寄り
世界観はブラッドボーンっぽいです。拠点にはブラボの人形のようなキャラもいます。
ソウルライクと書いてありますが実際にプレイしてみるとダークソウル要素は「血痕(死ぬとその場に経験値を落とす)システム」「回復がエスト瓶っぽい」くらいで、ダークソウル感はあまり感じませんでした。
対応プラットフォームと価格
※PS5に関して、2023年5月16日にPSplusのゲームカタログに、エクストラ及びプレミアム会員に向けてTHYMESIAが追加されました。
2022年8月にPS5、XBOXseriesX/S、switch(クラウド)、Steamにてダウンロード版がリリースされました。
※記載している価格は全て税込価格です。
ダウンロード版の価格は
PS5版が3,520円
XBOXseriesX/S版、switch(クラウド)版が3,499円
Steam版が2,499円となっております。
PS4ではリリースされていません。
switchはクラウドストリーミングによるもののみなので、PS5かXBOXseriesX/Sをお持ちの方はそちらの方が良いと思います。
ゲーミングPCをお持ちの方は一番安く買えるSteam版がおすすめです。
PS5版→Thymesia (playstation.com)
XBOXseriesX/S版→Thymesia を購入 | Xbox
Steam版
パッケージ版はPS5版のみ2022年9月1日にリリースで、4,818円となっております。
面白い?つまらない?
買う前はちょっと興味があっただけだったのですが、
やってみたらこれがまぁめちゃくちゃ面白い。
ソウルライクってかなり乱発されていて「またこの手のゲームか・・・」と感じる方もいらっしゃると思いますが、このTHYMESIAはその手のゲームの中でも抜群の面白さだと思います。
そして高難度のゲームなのにストレスが全然ないです。
ソウルライクと呼ばれているゲームでここまでしっかりとやりごたえを感じられてストレス無くプレイできるゲームってそうそうないと思います。
メインストーリーは短めですが、サブストーリーがたくさん用意されているので、価格を考慮したら十分すぎる程のボリュームがありました。
育成や戦闘のシステムはSEKIROに近い
THYMESIAのレベル上げは画像のように3つの項目に振り分けることで各ステータスが上がっていき、レベルを1上げる毎に技能というスキルポイントが1ポイント貰えます。
レベルアップで得たスキルポイントを使用してスキルを習得していきます。
使ったスキルポイントは消費ではなく「振り分け」といった感じなので、一度使用したものを取り消して違うスキルに振り当てることが出来ます。
また敵を倒すことで落とすアイテムにより、ワンボタンで繰り出せる「疫術」というアクションを習得、強化していきます。
メイン武器は固定で防具も無いので、キャラクターの性能は主にスキルや技を強化することで高くなっていきます。
戦闘に関しては、今作は緑色の体力ゲージの他に白いゲージの「体勢ゲージ」というものがあります。
敵からの攻撃にタイミングを合わせて弾く「跳ね返し」や通常攻撃、技を織り交ぜて両方のゲージを削りきることで、とどめの一撃を与えることが出来ます。
ということで「スキルシステムやサブウェポン技の強化」「敵の攻撃をタイミングよく弾くシステム」「体力の他に存在するゲージ」「ゲージを削りきることでとどめのアクションが発生する」などなど育成や戦闘システムを見るとフロム・ソフトウェアの名作「SEKIRO」との共通点が多々あります。
ただしSEKIROでは「体幹ゲージか体力ゲージどちらか」を削りきることで敵を倒せましたが、THYMESIAでは「体勢ゲージと体力ゲージ両方」を削りきらなければ倒せません。
SEKIROに関しての記事も作成しておりますので、SEKIROをプレイしたことが無い方は是非参考にしてください。
ボリュームは値段相応
価格が約3500円(Steamは2500円)ということでボリュームは値段相応でした。
僕はメインストーリークリアまで約10時間ほどでした。
サブクエストもあるのでトータルのプレイ時間はもう少し長めです。
ゲーム自体が面白く、価格も安いので僕はこの点に関してはマイナス要素には感じませんでした。
良かった点
理不尽な要素がなくプレイしやすい
僕が今作をプレイして一番良かったと感じた点です。
ソウルライクどころか本家ソウルシリーズにもありがちな「足場の悪い戦闘」「大勢で一斉に襲ってくる敵」「落下死」などが無く、攻略のストレスは皆無でした。
このゲームめちゃくちゃ遊びやすいです。
途中で配置されている中ボスのような敵も理不尽な攻撃をしてくるわけではなく、攻撃パターンを覚えればしっかりと対処できるような敵ばかりで、
「何度もやられながら出来るようになっていく楽しさ」と「出来たときの気持ち良さ」がはっきりと感じられるようになっていました。
難易度が丁度よい
SEKIROとの共通点は多いのですが、難易度に関してはSEKIRO(初見)ほどの絶望感は無く、ちょうど良い感じの難しさでした。
だからと言って決して簡単なわけではなく、強敵に何度も挑んで倒した時の達成感はしっかりを感じられます。
本当に見事なバランスだと思います。
複雑なシステムが無い
育成も戦闘も全体的にシンプルなシステムなので混乱することなく、楽しく遊べました。
チュートリアルも親切なので非常に覚えやすいと思います。
これだけ面白くて価格が安い
いやぁ安い。
僕はPS5のダウンロード版を3500円ほどで購入しましたが、値段以上に楽しんでプレイしています。
3500円でこのクオリティなら大満足です。
※PS5でリリースされるパッケージ版はダウンロード版と比較して価格が高いので、こだわりが無ければダウンロード版をおすすめします。
残念だった点
壁際に寄った時のカメラワーク
ゲージを削るためにガンガンせめて敵を壁際に追いやっちゃうことが結構あったんですけど、壁際で戦闘してるとカメラワークが悪くて何をしてるのか全然見えなくなります。
そこもSEKIROリスペクトか?
そこまで狭い場所での戦闘は無いので、戦闘の際は出来るだけフィールドの真ん中で戦うようにしましょう。
雑魚敵は人型の敵しか出てこない
基本的に人型の敵しか出てきません。
ボスもサイズに違いはあれど、ほとんど人型でした。
戦闘が面白いゲームだけにもっといろんなタイプの敵と戦ってみたかったです。
まとめ
ソウルライクの名の通り高難度のゲームになるのですが、理不尽な要素が無く、難易度も絶妙で強敵を倒した時の達成感もしっかりとある、非常に満足度の高いゲームです。
ボス戦も理不尽な攻撃は無く、パターンを覚えればしっかり対応できるように設定されていて、正に正真正銘「死んで覚える」ゲームでした。
個人的にソウルライクを売りにしているゲームでは傑作だと思います。
価格も安いので気になる方は是非遊んでみてはいかがでしょうか?
以上「THYMESIA(ティメジア) 評価、感想~面白い?難易度は?~【PS5、Steam他】」でした。
最後まで読んでくださった方々、誠にありがとうございました。